先日のこと、帰宅すると大きめの封筒が届いており、開封すると何と鉄道の冊子が入ってました。
中身は旧新橋停車場で展示されている作品を紹介するものでした。お送り頂いた方は皆さんご存知の
鉄道模型会の大御所の坂本 衛様でした。
このたび、4月2日より7月21日まで、坂本様の作品が旧新橋停車場の展示室で公開される
ということで、私への案内としてお手紙と冊子をお送り頂いたのでした。
これには驚愕しました。坂本様とはたーサンを通しての手紙だけのおつきあいです。数年前、
弊板の青大将登場物語を書く時にたーサンをとおして執筆頂いたのが縁で、毎年年賀状を頂いたり
してますが未だお会いしてないのです。そんな私めにご案内を頂いた事に驚きました。坂本様の仰る「
交流運転」、こういうところにも片鱗をのぞかせます。大切にしたい言葉です。
さて、ご案内を頂いたので本日新橋へ向かいました。

旧新橋停車場は遺跡発掘の際に色々なものが出土し、毎度ニュースになりましたが結局は
こぢんまりとした当時を偲ばせる駅舎が展示室として公開されているだけで物足りないものがあります。
2階の展示室に行き坂本様の作品を拝見しました。噂に聞いていた摂津鉄道です。長閑な田舎の駅には
86に牽かれたオハ31が3輛停車していました。見ていてため息が出ました。これぞ究極のジオラマ。
言葉も出ません。しかも製作年月が昭和39年と言いますから、坂本様が現役の車掌時代です。よくぞ
ここまで細かく作り込まれたと感心。作品のそばには坂本様の略歴が展示されてましたが。まさに無い
ものは作る。100%に限りなく近く全てのパーツを自作されたようです。
坂本様の作品の他にも情景作家と呼ばれる方の作品が数多く展示されてます。興味の有る方は是非共
訪問される事をお勧め致します。
次の画像は遺跡の一部を上から覗けるように作られた屋外展示物です。

屋外には1067mmゲージが敷かれてます。全てはここから始まりました。
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- 2013/04/07(日) 21:41:56|
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